Ripple 

Ripple。一般的には、仮想通貨の一つとして知られる。Rippleには半年以上前から注目をしているが、知れば知るほど奥深いシステムと感じる。

自分なりに整理した中では、Rippleは仮想通貨と呼ぶべきものではなく、「決済プロトコル」であり、その目的は、世界中のあらゆる「価値」を交換する、ということにあるのだと思う。Rippleの世界の中では、円とドルの交換はもちろん、円と航空マイル、レアルと金など、様々な価値が交換されることを目指している。そしてそこには、株式のように仲裁者が存在しない。高度なアルゴリズムの中で、世界中に存在するあらゆる価値媒体が、瞬時に価格決定されP2P(個人間)で取引され、自由に出し入れすることができる、ということだ。

今はまだ機能していないが、将来的には、留学する者は、銀行を経由した海外送金ではなく、Rippleを使った海外送金をするようになるのでないか。

半年以上前の時点で200以上の仮想通貨があったと思うが、Rippleは他の仮想通貨と一線を画していると思う。よくビットコインと比較されることがあるが、仕組みが違う以上に、目的の違いが大きいように感じる。

通常の仮想通貨は、仮想通貨それ自体に価値を見出すが、Rippleはあくまで決済システムの仲介者として仮想通貨を存在させるので、Rippleの通貨単位であるXRP自体を普及させるという考えはないようだ。

その点では、極めて現実主義的で、悪く言えば、破壊的なものがないのかもしれないが、マイニングがいらない点や、取引時間の短さ、Rippleが作られた趣旨を踏まえると、ビットコインより格段に好感が持てる。

グローバル化はあらゆるものの見方を一変させたが、グローバル化の象徴としてもふさわしいと思う。

ビットコインのように、既存の通貨に代わる新たな通貨を作る、というものではない。むしろ、銀行がRippleの決済プロトコルを採用することにより、国民(特にグローバルで活動する人間)の利便性が相当程度高くなる。日本の大手銀行がRippleを採用することは困難とは思うが、仮に新興のベンチャー金融機関があれば、Rippleを採用することは、自らのビジネスチャンスを広げることにもなるのではないかと思う。

Rippleは海外で出稼ぎで働いている人にも非常に便益がある。皮肉にも、冨山和彦の言うG型人材、そして海外に出稼ぎに行くどちらかといえばL型の人材、の両方に、メリットがある。

日本でも、東京JPY発行所のような、ある程度信頼を置けそうな取引所がようやく整備されてきた。

Rippleを使う人がもっと増えて、更に普及することを願う。

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