TOEFL リスコアについて

TOEFLにはリスコアという制度があり、スピーキング及びライティングは、改めて採点を依頼することができる。(有料。一つ80ドルずつで両方リスコアすることもできる。ただし、リスコアするときは、一度にリスコア申請しなければならない。リスコア後、点数が変更されれば、リスコア時のレートで返金される。つまり、円ドル相場によって、運がよければプラスになって返ってくる。)

やり方は、ETSのホームページにあるリスコア申請書を印刷し、必要事項を記載の上、FAXで送付するのが一般的。FAXはアメリカの国番号を最初につけて送る。家にFAXがなければ、コンビニとかで送ることもできる。社費の方であれば、会社が認めれば、職場のFAX機から送ってもよいかもしれない。
電話やメールのように相手の姿が見えないので、本当にFAXが届いているのか不安になるが、FAX送信が正常どおり完了していれば、基本的には届いていると思って間違いない。

FAX送付をETSが受け付けると、数日後、ETSのマイページのorderのところにリスコアが追加される。(一般的には、FAX送付後、2~3日でウェブ上に追加されるはずだが、事務処理によって遅れる場合がある。)一般的にはマイページのorderに追加されてから、3週間程度でリスコア結果が分かる。リスコア結果の知らされ方は人によって違うようだが、一般的にはメールで通知が来る。また、スコアに変更があった場合は、再度、スコアレポートが自宅に送付される。(このへんも個人差があるようで、点数が変更されていなくても、変更されなかった旨の通知が届くことがある模様。)

私は、過去、2回リスコアをしたことがあり、スピーキング、ライティング、それぞれ行った。

結論として思うのは、
・スピーキングはリスコアで変動しやすい
・ライティングはリスコアしても変動しにくい
ということである。

実際、自分のスピーキングのスコアは、17点→15点になった。ライティングは22点でリスコアしたが、変わらなかった。
この理由は、スピーキングの方がライティングと比較し、聞き手の個々人の感覚にゆだねられている部分が大きく、採点で誤差が生じやすいからではないかと考える。
ライティングの場合は、採点方法が確立されている中で、一定程度の知的水準があれば、評価にはあまり大差がないのではないかと思量される。
もちろんライティングでもリスコア後に点数が変動する人はいるかもしれないが、少なくとも私が過去にインターネットで個人のブログ等を見ていた限りで、スピーキングでリスコア後点数が変わった(しかも、点数が上がった)人は散見されたが、ライティングは皆無だった。

なお、リスコアする前の過去数回のスピーキング又はライティングの平均点数が、リスコアしたい回の点数より高ければ、リスコアする価値があるという話をよく聞く。
これは理論的にはもちろん正しいが、必ずしも、リスコアしたからといって点数が上がることはないということに留意いただきたい。
自分がスピーキング17点から15点にリスコアで落ちたとき、その直前のTOEFLのスピーキングセクションは22点だった。驚きの7点減である。このとき、テスト中、それほどできなかった、とも感じなかった。過去数回も平均して20点程度とっていたので、これにはショックを受けた記憶がある。
ライティングも、直近は23~24点くらいが平均だったと思うが、22点をリスコアしても、結果は変わらなかった。

かといって、もちろんリスコアするな、というつもりはない。リスコアしてスコアが上がった人も少なからずいるし、スピーキングをリスコアしたことで、100点を超えたという人の話も良く聞く。
人間誰しも勝負をかけたくなるときはあるだろうし、自分だけはうまくいくのではないか、と思うこともあるだろう。したがって、リスコアしたければ、おおいに活用すればいいと思うし、そういう制度を認識しておくことは、それ自体がテストの戦略でもある。ただ、自分のように直近のテストスコアや当日の出来を勘案して、スコアが上がる可能性が高いと思っていても、結果としてうまくいかないこともある、ということをあらかじめ知っておくことが大事だと思う。

自分のスコアが99点、というときには勝負しても良いのではないかと思う。実際に大学院受験を終えた感触として、98点と99点では、スコアに与える印象に大差はないが、99点と100点では、印象が異なる(何より、100点未満だと足きりされる大学もある)。
だから、自分のこれまでのスコアが97点で、今回99点とった。でも100点とるためには、ここでリスコアするしかない。ただ、もしリスコアでスコアが下がったら、ベストスコアが下がるリスクもある。それは怖い、という状態のときも、勝負しても良いのではないかと思う。100点が目標なのであれば。要は自分の目標点数と受験戦略を踏まえ、メリットデメリットをよく考えた上で意思決定をすれば、その後の後悔も減るのではないか、ということである。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中