Writing① 添削サービスについて

TOEFLのWritingは、人によっては最も得点が安定しやすいというが、自分の場合は勉強開始後に比較的すぐ25点に到達したあと、1年以上25点の壁を超えることができなかった。このため、体験も含めて、様々な添削サービスを利用した。

特にWritingの添削サービスは直接的な個別のサービスであるがゆえに、実際、各サービスの指導方法や対応にはかなり違いがあった。以下はあくまで当方個人の評価であり、当然、各人によって感じ方は違うとは思うが、少しでも参考にしていただければ幸いです。

○Jack/John(評価:★★)
→人づての紹介で1か月だけ挑戦。恐らくTOEFL-Writingで最も有名な個人添削サービス。添削スピードは早い(2日以内に返ってくる)が、当方の場合は、添削はあっさり、冠詞の修正や無駄な1文の削除がほとんどという印象。テンプレート至上主義で、5段落構成。1段落と5段落目は決まっている。2~4段落目も含め、コピー&ペーストを多用。あまりに浸透したスタイルであるがゆえに、ヒューマン・レーターには評価されないのではないかと思うが、これでよい点数をとっている人もたくさんいる模様。個人的にはあまりお勧めできない。その理由は2点で、①コピーペーストを多用し、どんなテーマでも書き方がほぼ同じなので、添削を続けても自分の英語力があまり向上しない(仮にTOEFLで点数がとれたとしても、ライティング力の向上は見込めない)、②修正が文章を短くして因果関係をすっきりさせたり、冠詞を修正することがほとんどで、新たな語彙や文法を教えてくれるものではない。したがって、自分の印象としては、本サービスは、添削というよりも、「点がとれると思われるエッセイの構成を徹底的に叩き込む」というところに主眼が置かれているというイメージ。(なお、当方はJohnのサービスを受けたものであり、Jackがどのようなサービスをするかは承知していない。)

○USA-Club(評価:★★★★★)
→現時点では、当方としては1番オススメできるサービス。何より値段が安く(TOEFL対策全体パッケージで1.3万円程度。その中にWritingの添削が5回分含まれている)、サービスが丁寧。自分がイノベーティブと思ったのは、ネイティブの添削者が動画でリアルタイムに解説してくれる点。どういうところでネイティブが文章を読みにくく感じ、またどういう印象で点数を評価しているか、ということがよく分かる。また個別に分からないことがあれば、メールを送れば追加金なしで無制限で回答してくれ、しかも、少し複雑な問いについては、動画で回答してくれる。更に返信も非常に早い(添削も質問も、平均1日で返ってくる)。USA-Clubは、TOEFLで点数があがらなければ、払い戻しを受け付けている。正直、最初は、点数が上がらなかったら払い戻しを申請しようとしていたし、実際、このサービスを受けてから、自分のベストスコアは結局2か月で1点しか上がらなかったが、かなりサービスをしていただいた印象があったので、払い戻しを要請する気にはならなかった。

○Acadiaeiting (評価:★★★)
※2014年2月現在、サービスを停止した模様
→元TOEFLの採点員が、1本2500円程度で添削。この添削者が強調する点は、「評価は、文法の基本的なミス、ボキャブラリーのバラエティと複雑さ、文法の多様性の3つによって付けられる」ということである。つまり、もし短く完璧な文章を書いても、高い点数はとれない(複雑な文章を書けていないから)という立場にたつ。長く、より詳細であるほどベターであるとの観点から採点をする。
具体的には、環境問題がテーマのときに、「resolve」、「conserve resources」、「taking the initiative」、「absorb harmful elements」、「deeply aware」など、理解はできるが、自分で書くときはなかなか出てこないような単語をちりばめることを推奨する。

○Writing help(評価:★★)
→元々値段が安かったので利用していた(700~800円程度)が、2013年7月時点で確認したところ、現在は2000円程度に高騰したようである。修正スタイルは、アカデミックなハイレベルを目指すもので、原型をとどめず、信じられないくらい高度な文章になって返ってくる。500字以内であれば、1週間内の返却が基本だが、添削者がたくさんいるので、人によってまちまち(最短1日、最長5日といった感じだった)。正直、ここで修正されたとおりの文章というのは、なかなかかけないと思うが、安定的に4点レベルの人が最後の一押しで勉強する分には多少効果があるかもしれない。(高度な書き方を知るという観点で)

Dr.write(評価:★)
→推奨する方が多いが、個人的にはスタイルが好きになれなかった。一度書いたものが2日以内で返却され、その添削を踏まえて、もう一度同じエッセイを出し、2日後に再添削されて返ってくるという仕組み。これを5回繰り返して2万円。「2日以内に返却」といいつつ、16時までに提出されなかったものは、翌日の提出としてカウントされるため、実質は返却に3日かかる印象。また、土日も日数カウントされないので、気分としては、返却まで1週間くらいかかるような気持ちになった。「迅速な返却」というところをウリにしているサービスなのだとすれば、このスタイルは印象を一気に悪くする致命的なものだと思われた。また、改めて同じものを出す、というのが、少し非効率に感じた。(2回やりとりをしなければならないことにより、一つのエッセイを終えるのに1週間以上かかってしまう)
エッセイの修正はメールベタ打ちのコメント方式。説明は細かくしてくれるが、実際に修正する部分はけっこう少ないという印象。

find score (automatic service) (評価:★★★)
→無料のe-raterサービス。0~6点の6段階方式で採点してくれる。TOEFLでも採用されている機械の採点の基準を知る上で効果的。これで高得点が出る文章を相当研究した。つまり、何語書いて、異語はいくつで、1センテンスの文字数がどれくらいであれば機械の採点で満点がとれるかを確認することが可能。恐らく採点方法はTOEFLとほぼ同じアルゴリズムを使って採点していると思われる(詳細は別に投稿する)。お金をかけられない方は、練習としては意味があるように見える。

web toefl (評価:★★★)
→独学勉強者の間では評価が高い。先生のブログ情報は、試験受付開始日の情報等も豊富で、ためになり当方もよく参考にした。添削のほうは比較的あっさりしているが、添削以外に、ビデオの講座が付いているものもあり、費用対効果は高いと思われる。5点満点で採点してくれる。ビデオ講座中、効果的な文章として160の例文を挙げて記憶を推奨する「即セン」は、相当記憶力のいい人間又は相当やりこまないと、自分の身にはならず、点数が出るところまで結びつかないかもしれない。また、上記の機械採点サービスで色々と検証すると、実は、web-toeflが提示するサンプルエッセイでは、満点を取れないのではないか、という疑念もある。(詳細は別に投稿する)

cz writing(評価:★★★★)
→値段は1本1200円程度でまあまあ手頃。返却が早い(だいたい1日)、添削も丁寧で相当細かいところ、また、かゆいところに手が届いており、どうしてその文章が悪いか、ということについても理由を教えてくれる。(自分の場合、「これは明らかに自分で考えたものでなく、人の文をコピーしたものだ」とか、「日本人はみんな友人の名前を『Ken』と書く。これは本当に愚かだ」のような身に詰まるコメントをいただいた。人に薦めてもよいのではないかと思われるレベル。個人的に感じた欠点としては2つで、1つは、他のサービスと比較すると、教え方が少し異なる。具体的には、この添削者が強調するのは「とにかく簡単な文で、300字で十分。長くなくて良い」というものである。一理はあると思うが、正直、このサービスと指導方針では、機械で満点を取るのは難しいのではないかと考えている。もう1つは、お題を選べない一方、そのお題が今のTOEFLの問題傾向と少しずれがある気がするので、やや実践的でない。

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Writing① 添削サービスについて」への1件のフィードバック

  1. Writing Success

    こんにちは。
    元TOEFL Writing採点官、現役のアメリカの大学講師が丁寧にライティングの添削指導をいたします。
    宜しければご覧ください。

    返信

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